現代美術展『ひかりのたからもの』
2003年4月19日(土)-7月6日(日)
だれもがひとつは持っている、その人だけの『たからもの』。
それは、決して目に見えるものだけではないはずです。
夏休みに見た花火の美しさに感動したこと。
空を見上げて鳥のように飛んでいる自分の姿を想像すること…。
これらの“思い”や“空想の世界”も、わたしたちの大切な『たからもの』です。
そんな目に見えない”たからもの”を、
わたしたちが見て感じて共有することのできる「作品」として表現している人々が、美術作家なのかもしれません。
本展で紹介する現代美術作家の赤崎みまさんと荒木珠奈(あらきたまな)さんは、素敵な『たからもの』をたくさん持っています。
二人の作品に共通する大切な要素である“光”に導かれながら、展示室でゆっくりと時を過ごしてみませんか。
きっと、忘れかけていた“たからもの”に気付いたり、新たな“たからもの”を見つけることができるはずです。
★ ★ ★ ★ ★
◆開館時間:午前9:30~午後5:00(最終入館は午後4:30まで)
◆休館日:毎週月曜日(ただし5/5は開館)、4/30(水)、5/6(火)、5/7(水)
◇会場:浜田市世界こども美術館
◆主 催/浜田市、浜田市教育委員会、財団法人浜田市教育文化振興事業団
◆観覧料/
一 般 400円 (300円)
高校・大学生 200円 (100円)
小・中学生 100円 (50円)
※( )内は20名以上の団体料金
《 Evoke under a circle 》 絹糸をぐるりと張り巡らせた傘の骨のような作品。床に置いてある160個の小さな椅子のなかからひとつ選び、その大きな輪にぶら下げてみましょう。輪はゆっくりとまわり、様々な表情をみせてくれることでしょう。
《 うち 》 団地をイメージした作品で、箱のカギを開けると、人々の生活の様子がシルエットで映し出されています。みなさんに“うち”のカギをお渡ししますので、自由に中をのぞいてみてください。どんな風景が飛び込んでくるでしょう?
|
|
ゲストワークショップ4月19日(土)《 バスとバス道をつくろう! 》 |
《 Untitled 》 光と泡によって作り出された色鮮やかな世界を撮影し、大きく引き伸ばした巨大写真です。まるで、ビー玉や万華鏡の中に小さく変身した自分が入り込んでしまったような世界です。
《Re-Luminous チューリップ 》 暗闇のなかから発光し始めていく光を表現した作品です。モチーフとなっている枯れた花は、写真に刻まれたことにより、再び生命を吹き返し、永遠の光を発していくのです。
|
|
ゲストワークショップ5月4日(日) 《大きな万華鏡づくりに挑戦!》 |