©Succesion Picasso, Paris & BCF, Tokyo,1999
ピカソの凸凹 でこぼこ 版画展
1999年4月24日(土)-6月27日(日)
ピカソは版画の天才だ。
ほって、ぬって、すって、めくれば
凸凹版画のできあがり。
今世紀を代表する画家パブロ・ピカソは、常に創造することに挑み続けた芸術家でした。91年にわたる生涯の中で、ピカソは絵画だけでなく、彫刻や陶芸等様々な分野に取り組み、独自の表現方法を開拓したことで知られています。とりわけ版画に関しては、様々な技法を試み、生涯にわたって2,000点にも及ぶ膨大な数の作品を発表しているのです。この数からもわかるように、ピカソは版画を重要な表現方法のひとつとして位置づけていました。
本展では、ピカソが本格的に版画制作を始めた1904年(23歳)から1966年(85歳)までの版画作品43点を紹介し、ピカソ芸術の変遷に迫ります。綿密な観察に基づき写実的に表現された初期の作品、幾何学的な形を組み合わせたようなキュビズム期の作品、奔放でダイナミックな晩年の作品など、各時代毎の作風の変化をおっていくことができるよう構成していきます。また、版画の技法についてもわかりやすく理解していただけるように、制作に必要な道具や版などもあわせて展示します。美の探究者パブロ・ピカソの旺盛な創造力と独創的な世界を存分にお楽しみください。
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◆開館時間…午前9:30~午後5:00 (最終入館は午後4:30まで)
◆休 館 日…毎週月曜日(ただし5月3日は開館)、4月30日(金)、5月6日(木)、7日(金)、11日(火)、12日(水)
[主 催] 浜田市/浜田市教育委員会/財団法人浜田市教育文化振興事業団
◆観覧料/
一 般 500円 (400円)
高校・大学生 400円(300円)
小・中学生 300円 (200円)
※( )内は20名以上の団体料金