出会って生まれた日本の美術
meet at ART JAPANESE ART, born of the world
2000年7月1日(土)-9月3日(日)
日本の文化は、古くからいろいろな国の影響を受けてきました。なかでも中国からは多くのことを学びました。紙や墨、絵の具なども、朝鮮半島を渡って、日本に入ってきたものです。当時の人たちは、中国の絵をお手本にして、一生けんめい、勉強したのです。
江戸時代は鎖国をしていたので、外国の文化はあまり入ってきませんでしたが、明治になるとイギリスやフランス、ドイツなどの影響を大きく受けるようになります。なかでも美術に関しては、フランスから多くのことを学びました。たくさんの画家たちが絵の勉強のためにパリに出かけ、新しい絵の描き方を取り入れようとしたのです。昭和に入り、第二次世界大戦後には、アメリカの影響が強くなりました。
このように日本は、それぞれの時代にさまざまな国の文化を取り入れて、今まで持っていた自分のものと混ぜ合わせながら新しい形をつくりあげていったのです。
この展覧会では、世界の国々の文化と出会い、そこから生まれた【日本の美術】の歴史をわかりやすく紹介します。
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◆開館時間:午前9:30~午後5:00 (最終入館は午後4:30まで)
◆休 館 日:毎週月曜日、7/21(金)
◆主 催/浜田市、浜田市教育委員会、財団法人浜田市教育文化振興事業団
◆観覧料/
一 般 500円 (400円)
高校・大学生 400円 (300円)
小・中学生 200円 (100円)
※( )内は20名以上の団体料金