ダリの彫刻展
2001年7月7日(土)－9月2日(日)
ダリの名前を聞いて、ぐにゃりと曲がった時計の絵を思い浮かべる方も少なくないのではないでしょうか。
1904年にスペインで生まれたサルバドール・ダリは、1930年頃になると、まるで夢の世界を写し取ったかのような奇妙で幻想的な作品を発表し始め、シュルレアリスム（超現実主義）を代表する画家として一躍 脚光を浴びるようになりました。
その後の華々しい人生の中で、ダリの才能が絵画のみならず彫刻や版画、デザインといった様々な分野で発揮され、多くのユニークな作品を残したことはよく知られています。
その中でも、今回ご紹介する44点の彫刻は、晩年のダリが自らの手でやわらかなロウをひねって原型をつくった貴重なものです。そこには、ギリシア神話の神々やキリスト教の聖人といった古典的なテーマに加え、愛妻ガラや空想上の動物など、彼の絵画にも度々登場する主題が表現されています。また、宝飾デザイナーの協力によって1点1点に施された宝石や奇石が、ダリの作品が持つ神秘的な雰囲気を高めていることも大きな魅力となっています。
巨匠ダリの自由奔放な発想と優れた造形センスをご堪能いただける展覧会です。どうぞご期待ください。
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◆開館時間…午前9:30～午後5:00 （最終入館は午後4:30まで）
◆休 館 日…毎週月曜日、7月24日(火)
[主 催] 浜田市、浜田市教育委員会、財団法人浜田市教育文化振興事業団
◆観覧料／
一 般 500円 （400円）
高校・大学生 300円（200円）
小・中学生 200円 （100円）
※（ ）内は20名以上の団体料金
